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珍しい鉄道遺産を見学できたよ!

イベント 2020-08-05
 当日は朝から豪雨のため、急遽代行バスによる運行に変更となりました。受付では、新型コロナウイルス感染拡大予防対策ということで、検温などを行ったほか、ご乗車の度にアルコール消毒などを実施しました。

 二本木駅に到着、駅舎内を見学後、いよいよ線路上を歩いて駅家から歩いて約5分のところにある国の登録有形文化財「スノーシェッド」へ向かいました。

 普段入ることができない線路上を歩いての見学会に、参加者は興奮気味でした。

 5分ほど歩くと目的のスノーシェッドが姿を現しました。
 大正時代に作られたスノーシェッドは、レールを再利用した柱と木でできており、中には八幡製鉄所の刻印が押された柱もあるなど、永い日本の歴史を感じる建屋です。

 スノーシェッドの中には明治時代に敷設された線路の石が、そのまま手付かずで残っている場所もあり、参加者の皆様は興味深そうに見入ったり写真を撮ったりしていました。
 長野から参加した男性は「念願がかないました。思ったよりも劣化しておらず、歴史の重みを感じます。」と興奮気味に話していました。

 
  二本木駅で、ホテルハイマートのさけ飯を楽しんだ後、一度直江津に戻り、バスを乗り換えて、くびき野レールパークに向かいました乗り換えたバスは、昔の頸城バスのデザインを再現した車両で、そのまま昔へタイムスリップしたかのような印象を受けます。

 くびき野レールパークは、NPO法人くびきのお宝を残す会が管理するもので1914年に開業し、1971年に廃線となった頸城鉄道(軽便鉄道)の車両 機関車やSL蒸気機関車コッペル号、気動車ホジ号を動態保存しています。昔のバスを含め4台が一堂に会すのはパーク始まって以来ということで、皆さん大喜びしながら見学に臨んでいました。
 
 NPOの皆様と三条市や長野市からいらっしゃったボランティアの皆様の手で、動いている車両に乗り込む乗車体験が実現しました。
参加者の皆様は、昔へタイムスリップしたかのような貴重な体験を、心から楽しんでおられました。