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立山連峰が美しく現れました!「越後越中紀行」(雪月花&一万三千尺相互乗入れ)

イベント 2024-04-01
   この日は糸魚川駅を出発し、市振で停車した後、滑川に向かい、折り返して魚津で終点となる「たてやまコース」とその逆をたどる「ひすいコース」の2便を運行しました。
  糸魚川駅ではトキてつサポーターズクラブの有志の皆様10人ほどが、横断幕やうちわを手にお見送りを行ってくださいました。鉄道写真を趣味にしているお子さんもいて、駅ホームはにぎやかな雰囲気に包まれていました。


  「たてやまコース」最初の停車駅である市振駅では、あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺」と並列する場面があり、アテンダント同士がプレゼント交換を行いました。


  県境を越えて富山県へと向かいます。県境付近の鏡川を走行する雪月花
(撮影: 江口政孝様)

 今回は雪月花をデザインした川西康之氏が、風評被害はあるが、「上越 富山は元気ですよ!」とアピールするため、また「沿線の皆様に元気に笑顔になってもらいたい」という思いでデザインしたサボプレートが掲出されました。とても印象的なサボで、「元気をいただけた」という声が聞かれました。

   魚津-滑川間の早月川鉄橋付近では、地元下中島公民館の皆様が、雪月花のお出迎えを行ってくださいました。
 早月川鉄橋を渡る雪月花

  下中島公民館の皆様は、越後越中紀行(相互乗入れ)が始まって以来、毎年お手ふりを行って下さっています。

   お手ふりを考案したのは下中島元振興会長と公民館長を務めた松原 勇さんです。
松原さんは「雪月花がせっかく富山に乗りいれてくれたので、みんなで手を振り歓迎すれば喜んでいただけると思い考案した。これからも継続して大きな輪になって広がっていってほしい。」と話していました。
  実際にお手ふりの皆さんも「やってみると結構楽しいです。列車の中から手を振り返してくださると嬉しいし、くせになりそうですね」という声をいただきました。

  車窓から撮影!下中島町内会の皆様のお手ふりの様子(撮影:小宮山英一様 ひすいコースご乗車)

   また、村木公民館の皆様が旧村木小学校の屋上で、のぼり旗などを振って、お出迎えを行って下さいました。(撮影:小宮山英一様 ひすいコースご乗車)

ひすいコースのお料理は、地元富山の名店「鮨し人(すしじん)」のミシュラン一つ星の料理人 木村 泉美さんが作るバラちらしです。富山湾で水揚げされ厳選された海の幸をたっぷり使い、赤酢を使って作ったちらしは、まるで宝石をちりばめたようです。
(撮影:熊倉岳様 ひすいコースご乗車)



お客様からも、「目で見て味わって楽しめる」と大好評でした。またお食事に合う日本酒もチョイスしていただきました。写真はバラちらしと満寿泉のセレクト(撮影:熊倉 岳様  ひすいコースご乗車)
  バラちらしに合わせて、「IWA」の酒粕で作ったアイスクリームをデザートとしてお出ししました。(撮影:撮影:熊倉 岳様 ひすいコースご乗車)

 黒部駅で雪月花と一万三千尺が再び並列となりました。

  これを記念し、アテンダント同士が「ひすいコース」でもプレゼント交換を行いました。

  黒部駅では、宇奈月温泉旅館協同組合女将の会「かたかご会」の皆様(延楽様 サン柳亭様 やまのは様 ホテル黒部様)が出迎えてくださいました。



  女将さんたちは「雪山が美しく映えて黒部は最高ですね!!まるでパワースポットのようです。こんな地で列車に乗っている人たち同士が触れ合えるのは、とても素晴らしいことです。私ども宇奈月温泉も多くの人たちに向けてPRでき、貴重な機会をいただいて感謝しています。」と話してくださいました。

 乗客の皆様も着物姿の女将さんの出迎え お見送りに大喜びで、車内で大きく手を振り返してくださいました。
 この日は晴天に恵まれ、美しい立山連峰に、お客様も満足そうなご様子でした。