イベント

ギネスブックにも登録されたことがある日本一の大綱が、新井駅前などを巡行し、地域の無病息災を願いました。

イベント 2016-08-19


まずは平安時代に建立したと伝わる斐太神社(ひだじんじゃ)の倉科権禰宜(くらしなごんねぎ)により、地域の無病息災を願い神事が行われました。


その後 ギネスブックにも登録されたことがある重さ1.2トン・長さ70メートルの大綱が、地域の若衆により担がれ、およそ1時間半にわたり地区を巡行しました。その昔、新井地域では、地域で暴れ川の異名を持つ「矢代川」や「関川」の氾濫により度重なる水害に悩んできました。
 大綱は、水害の折取り残された人たちを救う際、綱を渡して救ったという伝承から、祭礼として受け継がれています。


新井駅前を、新井ばやし保存会の皆様によるたる太鼓の山車と、新井中学校生徒の皆様による神輿が先導して、その後を、日本一の大綱が巡行しました。


江戸時代の水害で流されたと記録にある東本願寺新井別院の梵鐘が、平成17年に
新井駅付近の線路脇の工事現場から発見され、地区の災害史を現代に伝える貴重なものとして市の文化財に指定されています。




 この日は日中36度近くなる暑い一日でしたが、若衆たちは気合を込め、大綱を左に右にうねらせながら巡行しました。沿道の住民は若衆らに力水を浴びせながら大綱巡行に声援を送りました。

新井駅周辺では、今後もイベントなどが定期的に開催されます。
是非お出かけください。