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えちごトキめきリゾート雪月花 鉄道友の会ローレル賞受賞式

イベント 2017-10-24
  この日は鉄道友の会会長須田寬氏をはじめ選考委員の皆様など30人ほどが列席して、ローレル賞の受賞を祝いました。

 鉄道友の会会長須田寬氏があいさつに立ち、「えちごトキめきリゾート雪月花は、新潟トランシス製の車体に燕三条の金属器を調度品にしつらえている上、食事には地元の食材を使っているなど、全て新潟県産。この雪月花を今後の地域の振興の象徴にしていただきたい。」
「車両メーカー・デザイナー・車両および運転関係者など、すべての皆様のご努力に敬意を表したい」と力強く語られました。

 その後選考委員長の加藤幸弘氏から選考経過の説明がありました。
加藤氏は、
 「今回の選考委員は鉄道車両に精通し、なおかつ、公正な判断力を持つと認められる会員のうち、理事会が選出した10名により選考された。
対象車両は2016年1月から12月までの間に日本国内で正式に営業運転を開始したうち41車種に絞り込み、ノミネート車両にふさわしいか、利便性や快適性など10項目にわたり採点し、13車種に絞り込んだ。」と説明しました。
 そのうち、雪月花の受賞理由について
「(1)開発コンセプトを高いレベルで具現化していること(鮮やかな銀朱色の車両や斬新な車内レイアウト、日本最大級のパノラマウインドウなど)
(2)車両内外で地元の製品を使っていること(車両が新潟トランシス、調度品に燕三条の金属器を使用、食材も県内産を使用)
(3)沿線の観光振興にも寄与していることが高く評価されたと解説しました。

 嶋津社長からは、高い評価を頂き、ローレル賞の受賞ができた御礼の言葉が述べられました。
 また、昨年の運行開始から9月末で、343便8400名余のお客様からご乗車いただき、現在も予約が満席状態で、順調であることや、アジアを中心に雪のない国からの外国人のお客様も増えたことに触れ、昨年度、人気があった冬期運行が、今年さらにグレードアップすることなどの紹介がありました。

 その後、須田会長と久保敏副会長から嶋津社長に盾と表彰状が贈られました。雪月花が到着すると、くす玉が開披され、列席者から大きな拍手が送られました。