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新潟県鉄道発祥の地直江津駅と鉄道について学ぼう!直江津南小キャリア教育

イベント 2018-05-14
直江津南小学校4年生は、地域にある新潟県鉄道発祥の地直江津駅と鉄道について知識を深めようと5月7日(月)に直江津運転センターなどを見学しました。
直江津駅では竹内営業課長(直江津駅長)が出迎え、2クラスの児童合計55名が、妙高はねうまラインの車両に乗り込み、洗浄線経由で直江津運転センターに入りました。

普段見ることができない洗浄線などを体験できるとあって皆さん大喜びしていました。


まず車両の洗浄を体験しました。

続いて、検修庫に停車しているえちごトキめきリゾート雪月花を見学しました。




SL時代に列車の方向を変えるための施設「転車台」を見学しました
児童たちが転車台を囲んで輪になり、その広さを実感していました。


最後には鉄道関しての知識を得る質疑応答の時間です。
まず齋藤徹運転センター所長が、「信越本線は日本の国力増強のため、官設で敷設された鉄道路線であり、日本国内で早くから敷設された鉄道路線の一つだ。直江津駅は明治19年に信越本線が開設された時にできた、新潟県で最も古い歴史のある駅である!」と紹介しました。


運転士や車掌、車両の整備にあたる検修の代表者が児童たちから質問を受けるコーナーでは、質問が相次ぎました。
Q運転士になるためどのような勉強をしたらよいか?
  A,半年から一年みっちり勉強して国家資格を得て運転士になる
Q雪月花はなぜ赤いのか?
A,この地域の山の緑や海の青 雪景色に映えるため 銀朱色にした。
    名前は景色の良さなどを表す言葉を名付けた。
Q検修(整備)をしていて、一番大変な時はどんな時?など
  A、,部品が日にち通り来ないことで修理が送れることがつらい。
回答する代表者らは真剣な面持ちで、児童たちも聞き逃さないように熱心にメモを取る姿が見られました。
直接運転士や車掌らから話が聞けるとあって児童たちの鉄道に対する興味は尽きないようで、当初の予定時刻を過ぎても質問の手が挙がり続け、当初の予定時刻を延長しての質疑応答となりました。


児童たちにとって非常に興味深い見学会だったようです。

細井校長先生のコメント
直江津南小学校の4年生は、今年度、「かがやき号 発車」というテーマで、「総合的な学習の時間」をスタートさせました。直江津というと、「鉄道の町」という一面をもっていますが、子どもたちにとっては、身近にあっても知らないことが多く、「行ってみたい」「調べてみたい」「聞いてみたい」という課題意識が生まれやすいと考えました。
第1回目の見学では、竹内駅長様をはじめ、直江津駅で働いていらっしゃる方々から構内を案内していただいたり、電車に試乗させていただいたり、子どもたちの質問に答えていただいたりしました。子どもたちは、見ること、聞くこと、体験すること、一つ一つに感動し、目を輝かせていました。今後、この貴重な体験をもとに、学びを深めていきたいと思っています。
お忙しい中、ご協力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。