イベント

和田小学校の6年生とその保護者が直江津運転センターでキャリア教育を実施。

イベント 2018-10-22
上越市立和田小学校(後藤正美校長)の6年生21人とその保護者21人が、上越妙高駅から乗車、直江津駅に到着した後、安全に配慮しながら列車の切り離し作業を見学、直江津運転センターに戻る車両に乗り込み、車両の洗浄を体験しました。
普段一般のお客様が入れない場所とあって、みなさん興味深く車窓の風景を眺めたり、説明に耳を傾けていました。



その後検修庫で、整備されたばかりの雪月花を見学しました。



新潟県鉄道発祥の地を今に伝える転車台と扇形車庫を見ながら、SL時代からの100年以上にわたる永い歴史に思いを馳せていました。

その後、運転センターの齋藤徹所長が、会社の成り立ちや歩み、運転センターの仕事の詳細について講話を行いました。
斉藤所長は安全とサービスの徹底を強調し、仕事に取り組む姿勢について「明るく元気に仕事に厳しく」と語ると、児童たちは目を輝かせて聞き入っていました。


運転士・車掌と車両の皆様との質疑応答の時間があり、「運転士になってよかったことは?」「どんな時にやりがいを感じるか?」など鋭い質問が児童たちか出され、対応した運転士・車掌・車両検修担当者が「悪天候時に安全運転などで、非常に気を使った。その結果お客様から、お礼を言われたときに、感動した。」「修理に困難を極めたが、その結果安全に走行できたことを知って、やりがいを感じた」などプロとしての厳しさとやりがいを熱く語っていました。




児童たちからは「多くの人たちが鉄道に携わっていることがわかって勉強になった」「雪月花が地域の観光の活性化のためにも役立っていることが分かった」という声が聞かれ、保護者からも「普段目にすることができないところを拝見して有意義な時間だった。鉄道に携わる人たちの真摯に仕事に向き合う姿勢が印象的でした」と語っていました。
児童代表から感謝の言葉が送られました。
子ども達が将来について考える良い機会になったようです。