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よみがえった「急行立山号」快走!

イベント 2023-08-17
  このイベントは、国鉄形観光急行クハ455が、国鉄時代「急行立山」として 大阪―富山間(一部糸魚川間)を走行していた歴史があり、お客様から「急行立山を再現してほしい」という声を多数いただいたことから実現しました。
 急行立山1号は、10:28直江津駅発―12:28富山駅着 急行立山2号は13:33富山駅発―15:22直江津駅着です。
   埼玉県から参加した男性は「観光急行には乗っているが、富山駅まで初めて乗入れることに惹かれて参加しました。列車から見る立山連峰や車内の限定グッズも楽しみです。」と期待の声。
   神奈川県からお越しの男性は、往復乗車です。「初めて乗入れるワクワク感でいっぱいです。富山駅では時間がないので立山そばでも食べようかな!!」と嬉しそうでした。
   今回は往復で177人がご乗車されました。
   北は北海道、南は福岡県からで、6割以上が首都圏からのお客様です。

  直江津駅では弊社社員や有志の皆さんが横断幕を掲げてお見送りする中、列車がホームを離れました。

  車内では国鉄時代を彷彿させる鉄道唱歌の車内チャイムを流したり、昭和49年の乗換案内をお知らせするなど昭和の雰囲気いっぱいの立山号となりました。
  デッドセクションでは皆さんカメラやスマホを手に撮影を行いました。

 糸魚川駅も歓迎の横断幕が目を引きました。

 糸魚川駅ではお弁当が配られ、見送りを受けながら出発しました。
列車が県境に入ると、車内からはどよめきが起こっていました。
撮影:山林 満氏

  富山県内では沿線のお見送りおもてなしの数がどっと増えてきました。
  地域のマスコットキャラクターも登場し、盛り上げてくださいました。皆様暑い中ありがとうございました。
 そして富山駅では立山号の到着を歓迎してくださるお客様がホームにあふれていました。

折返し急行2号です。
撮影:矢内  秀一氏

 急行2号では魚津―滑川間の早月川鉄橋上で1分ほど停車し、沿線の皆様がおもてなしをしてくださる場面もありました。
 車内からは感動の声が上がっていました。暑い中のおもてなしありがとうございました。
撮影:永野 駿氏

車内の様子


急行1号・2号とも455神社の御巡行があり、合わせて数万円のご寄進をいただきました。

また立山号のサボなど限定商品も販売され、飛ぶように売れていました。 

硬券が大好きという埼玉県の藤咲さんは、観光急行には20回以上ご乗車し、硬券を収集されています。今回も往復でご乗車され。早速切符をコレクションに!
「偶然ネットでキャンセルが出たを見て予約しました。市振~富山に向けての快走は、
時速100キロ超えが初体験で感動しました。あいの風とやま鉄道のおもてなしが素晴らしい!!北陸新幹線開業後は福井県まで行けるといいですね!!」と話していました。

  ご乗車の村山さんも「交直切り替えがいいですね。国鉄形が懐かしいのに加えて沿線のお手ふりも感動しました。良い思い出になりました。」と感想を語りました。
ご乗車の皆様にとって貴重な体験になったようです。
撮影:金船 裕氏