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「SLピカピカ大作戦」でD51 827号機がピカピカに!

イベント 2023-09-14
「SLピカピカ大作戦」には地元をはじめ富山・愛知など遠方から、合わせて12名が参加しました。
SLが大好きという子供&お父さん、お孫さん&おじいちゃん(おばあちゃん)との参加もあり、年配の参加者の中には元々SLに関する仕事をしていた方もおられ、ファン層の広さがうかがえました。

 はじめに、弊社でD51の車両の整備やメンテナンスの担当をしていた伊藤主任から、SLの成り立ちや概要、827号機の変遷などについて説明がありました。
D51 827号機は 1940年代に、D51の827番目として浜松工場で製造されました。
中央西線などで活躍し、1970年代に引退しています。
 その後、石炭ではなく、圧縮空気で動くように改造され、和歌山県の有田川鉄道公園に保存された後、2020年11月に直江津にやってきました。
 現在は レールパークで活躍し、多くの皆様に夢を与えています。
 説明後、扇形庫に移動し、SLの詳細な説明をさせていただきました。
 参加した皆様は、動画を撮ったり熱心にメモを取るなどして、真剣な表情で説明を受けていました。

 そしてさっそく動輪部周辺に磨きをかけてくださいました。
当日は30℃を上回る暑い一日でしたが、皆さん熱心に磨き続けてくださいました。
  弊社の応援団長的存在の小宮山英一さんは「SLへの見方が変わります。
自分が心を込めて磨いたところに目が行ってしまいますね!!今はいいですが、寒くなると油の粘度が上がるので、作業員の皆さん大変だと感じます。」と心温まるコメントを寄せてくださいました。


 親子で磨きをかけてくださいました。

中には、磨きながらいろいろな質問を投げかける小学生もいて、関心の高さがうかがえました。

 普段は入れないSLの運転席などを見学し、運転席を体験しました。
 SLに関するお仕事をされていた方は、感慨深げに「懐かしいです」と噛みしめていらっしゃいました。

運転士から説明を受けながら親子で運転機器を動かし楽しむ姿が印象的でした。

 石炭を入れるところを興味深そうにのぞき込む参加者。「石炭を燃やすのは機関助士の仕事、二人三脚が大切です!」と解説する運転士

 参加した皆様はSLにとても興味を持たれた方が多く、伊藤主任の解説に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
 
 その後レールパークを見学し、体験乗車をお楽しみいただきました。
 作業後SLが滑らかに動き出し、とてもご機嫌です。参加した皆様大変ありがとうございました。

9月16日(土) 18:00からピカピカになったSLが、ハロウィンのイベントに登場し、転車台で晴れの舞台を務めます。
皆様是非ご出かけください。お待ち申し上げております。
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