えちごトキめきリゾート雪月花で津波避難誘導訓練を実施。
イベント
2025-07-17
えちごトキめきリゾート雪月花は、幅広い年齢層のお客様や、海外のお客様が
利用される観光列車です。今回の訓練は、緊急時の運転士の避難誘導能力向上
に加えて、雪月花アテンダントのオペレーション確認を目的に、初めて雪月花
の車両を使用して実施しました。

今回の訓練では一般のお客様役のほか、高齢のお客様役2人、海外の
お客様役2人、錯乱し車内で乗務員に詰め寄る男性のお客様役2人も配置しました。

訓練は、日本海ひすいライン有間川駅~谷浜駅間(天満踏切付近)走行中、震度7の大規模な地震が発生したとの想定で実施しました。地震発生後、運転士は、ただちにトキ鉄指令から、緊急停止の指示を受け、指令と連携を取り、谷浜駅のホーム端に雪月花を緊急停車させました。
谷浜駅は沿岸部に立地しているため、津波が来る前にいち早く避難することが必要不可欠です。
車内では、津波を恐れて乗務員に詰め寄る男性や、アテンダントの話が聞こえにくいため何度も聞き返す高齢者、英訳を求める海外のお客様で騒然となりました。

そんな状況下でもアテンダントは、高齢者に対して大きくゆっくりと話し、外国語のできるアテンダントが海外のお客様に説明をしたり、暴れるお客様を安心させたりし、途中からは運転士も加わって、冷静に駅の近くにある上越市の指定緊急避難場所に避難するよう促しました。

列車を降りた後、運転士はお客様を、谷浜駅近くの上越市指定緊急避難場所、悦翁寺(えつおうじ)(海抜12.4m)に避難誘導しました。
アテンダントは、高齢者や海外のお客様のペースに合わせ、それぞれ落ち着いて避難誘導を行いました。


津波が想定より高く来る可能性もあるということで、悦翁寺に避難後、さらに高台にあり、急な階段を上る上越市の指定緊急避難場所、阿比多神社(あびたじんじゃ 海抜37.0m)に避難誘導しました。

安全推進室 古川貴広係長は「地震発災時は、係員の連携、地震及び津波情報察知から誘導までの時間短縮、避難誘導における各係員の役割分担、パニック状態に陥った方への案内方、地形・道路状況を含めた避難場所の選定などが重要となる。2024年1月1日に発生した能登半島地震では上越市で最大5.8mの津波を観測している。想定にとらわれず、今後いつ来るかわからない災害に対応できるよう継続した訓練を実施していく。」と話していました。
利用される観光列車です。今回の訓練は、緊急時の運転士の避難誘導能力向上
に加えて、雪月花アテンダントのオペレーション確認を目的に、初めて雪月花
の車両を使用して実施しました。

今回の訓練では一般のお客様役のほか、高齢のお客様役2人、海外の
お客様役2人、錯乱し車内で乗務員に詰め寄る男性のお客様役2人も配置しました。

訓練は、日本海ひすいライン有間川駅~谷浜駅間(天満踏切付近)走行中、震度7の大規模な地震が発生したとの想定で実施しました。地震発生後、運転士は、ただちにトキ鉄指令から、緊急停止の指示を受け、指令と連携を取り、谷浜駅のホーム端に雪月花を緊急停車させました。
谷浜駅は沿岸部に立地しているため、津波が来る前にいち早く避難することが必要不可欠です。
車内では、津波を恐れて乗務員に詰め寄る男性や、アテンダントの話が聞こえにくいため何度も聞き返す高齢者、英訳を求める海外のお客様で騒然となりました。

そんな状況下でもアテンダントは、高齢者に対して大きくゆっくりと話し、外国語のできるアテンダントが海外のお客様に説明をしたり、暴れるお客様を安心させたりし、途中からは運転士も加わって、冷静に駅の近くにある上越市の指定緊急避難場所に避難するよう促しました。

列車を降りた後、運転士はお客様を、谷浜駅近くの上越市指定緊急避難場所、悦翁寺(えつおうじ)(海抜12.4m)に避難誘導しました。
アテンダントは、高齢者や海外のお客様のペースに合わせ、それぞれ落ち着いて避難誘導を行いました。


津波が想定より高く来る可能性もあるということで、悦翁寺に避難後、さらに高台にあり、急な階段を上る上越市の指定緊急避難場所、阿比多神社(あびたじんじゃ 海抜37.0m)に避難誘導しました。

安全推進室 古川貴広係長は「地震発災時は、係員の連携、地震及び津波情報察知から誘導までの時間短縮、避難誘導における各係員の役割分担、パニック状態に陥った方への案内方、地形・道路状況を含めた避難場所の選定などが重要となる。2024年1月1日に発生した能登半島地震では上越市で最大5.8mの津波を観測している。想定にとらわれず、今後いつ来るかわからない災害に対応できるよう継続した訓練を実施していく。」と話していました。