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ET127系運転体験会 実施レポート

イベント 2026-06-25
 当社では、鉄道の魅力をより身近に感じていただこうと、6月13日(土)にET127系を使用した運転体験会を開催しました。
 
 3回目の開催となる今回は、「交検線」と呼ばれる線路を、車庫から停止位置目標まで約150mを運転いただける体験会。定員7名を大きく上回る約25通の応募をいただき、その中から抽選で選ばれた皆様にご参加いただきました。
 
 参加者は沿線地域にとどまらず、愛媛県や埼玉県など全国各地から来場。車両を自ら運転できる貴重な機会に、期待を胸に会場へと集まりました。
 
 冒頭、平井代表取締役社長より歓迎の挨拶が行われた後、山倉運転士による学科講習を実施しました。
 運転時の注意事項や車両の取り扱いについて学んだ参加者の皆様は、いよいよ実車へ。期待と緊張が入り混じる中、ET127系へと乗り込みました。

歓迎の言葉を述べる平井社長。

いよいよ実車に乗り込みます!

 ひととおり運転台を確認した後、まずは山倉運転士によるデモンストレーションを実施。参加者の皆様は、運転士のブレーキ操作や指差喚呼など、一つひとつの所作を熱心に観察。運転席へ向けられる視線からは、本番を前にした真剣な空気が感じられました。

 デモンストレーション終了後、いよいよ参加者の皆様が運転席へ。
 最初にハンドルを握った西見様は、緊張した面持ちながらも見事に所定停止位置へ停車。これには見守っていた参加者から大きな拍手が沸き起こりました。

 運転後、西見様は「最初なので緊張しました。ブレーキの感覚がつかめれば、もう少し思った通りに動かせそうです。」と笑顔で話されていました。
 
 その後も体験は続き、中には所定停止位置との誤差が0センチメートルという“ピタリ賞”を達成する参加者も。運転士さながらの正確な停車に、車内からは驚きの声が上がっていました。

ブレーキを調整して「停止位置目標」を目指します。

目標から停止位置のズレ具合を確認。運転の難しさを感じます。

 愛媛県から参加された佐藤様は、全国各地で開催される運転体験会に参加しているベテラン参加者。「SNSでこの企画を知り、応募しました。緊張しましたが、おおよそ思った通りに停車できました。」と話され、こちらも見事に停止位置目標へピタリと停車されました。

 今回が初めての運転体験となる大原様は、高校時代にET127系で通学していた沿線住民です。思い出の車両の運転席に座り、念願の体験に臨みました。
「鉄道が好きで、幼いころから運転シミュレーターゲームで遊んでいた。通学で使い、トキ鉄で一番好きな車両であるET127系を運転できてうれしいです。」と感慨深く話されました。
 
 埼玉県からお越しの市川様も、今回が初めての運転体験です。当社の制服を着用し、運転席へ。緊張した様子を見せながらも、運転が始まると真剣な表情で前方を見据え、慎重にマスコン(ハンドル)を操作していました。
運転を終えた市川様は、「想像以上に減速が難しかったです。本物の車両を動かし、運転士気分を味わうことができました。」と感想を語りました。

 同じく埼玉県からお越しの前田様は、インターネット上でイベント情報を入手し、ご応募いただきました。「まさか当選するとは」とのことでしたが、これまでも運転体験の経験があり、慣れた手つきで電車を動かします。
 「運転は停めるほうが難しいですね。加速や減速には人の癖が出ると思います。営業列車だとお客様の乗り心地も意識しなければならないので、運転士は大変ですね。普段はシミュレーターで遊ぶ程度ですが、実車だと連結部分によって減速にラグを感じた。感覚の違いがあって面白いです。」と語りました。

 このほかにも「もう少し速度を出してみたい」「ポイントを通過してみたい」など、次回開催に期待を寄せる声が聞かれました。
 
 運転体験を終えた一行は、残り時間でパンタグラフの昇降や方向幕の切り替え実演など、普段はなかなか見ることのできない車両設備も見学。運転だけでなく、車両への理解も深めていました。

運転体験終了後、幕回しの様子。

 最後に修了証書を受け取り解散です。
 
 ET127系の運転体験会は、多くの笑顔とともに幕を閉じました。
 停止位置へぴたりと車両を停めたときの達成感、運転席から眺めるいつもとは違う景色。参加者の皆様にとって、忘れられない一日となったのではないでしょうか。
 
 当社では、鉄道ファンの皆様はもちろん、これまで鉄道イベントに参加したことのない方にも楽しんでいただける企画づくりを進めてまいります。
 
 「乗る」だけでなく、「知る」「体験する」楽しさをお届けできるよう、今後のイベントにもぜひご期待ください。