運賃・料金改定の申請について
お知らせ
2020-01-16
運賃・料金改定の申請について
えちごトキめき鉄道では、2020年1月16日に北陸信越運輸局に対し以下のとおり運賃・料金の変更認可を申請いたしました。
ご利用の皆さまにはご負担をおかけすることとなりますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
1 申請の内容
を担い営業運転を開始しました。開業から5年目を迎えた現在は、安定した運行により、毎日
1万1千人あまりの沿線市民や観光客の皆様からご利用いただいています。
一方で、北陸新幹線の開業後における特急列車の廃止や新潟方面との直通列車の減便等によ
る影響、また安全運行に不可欠な鉄道施設の維持補修・設備更新が当初想定していた以上に多
額に及んでいることなどから、当初の収支計画よりも損益が厳しい状況です。
今後も、老朽施設の大規模更新が想定されることから、このままで推移した場合、赤字幅が
更に拡大するなど、長期にわたる安定経営は困難となることが見込まれます。
厳しい経営状況を踏まえ、できる限りの経費削減策及び増収策を実施していることころであ
り、また、開業当初から国や県、沿線自治体から、安定経営に対する補助金をいただいていま
すが、経営状況が好転するまでには至っていません。
開業時の経営基本計画では、国、県、沿線市の安定経営支援を受けた上で運賃を当時のJRの
1.3倍程度まで引き上げてはじめて経営が成り立つ見通しでしたが、トキ鉄では、運賃の急激な
変化を緩和する措置として開業から5年間はJR運賃並みに据え置くこととしていました。これ
まで、全国の並行在来線他社の中でも最も低い運賃水準で運行サービスを提供してきました
が、厳しい経営状況に鑑み、経営改善を進めていくため、このたび経営基本計画の前提であ
り、並行在来線の概ね他社並みの水準でもある30%相当の値上げを行うこととし、運賃改定の
認可申請を行うものです。
ア 普通旅客運賃
平均で33%の運賃改定を申請します。
イ 定期旅客運賃
通勤定期及び通学定期旅客運賃は、以下の改定を申請します。なお、定期旅客運賃は通勤
及び通学の合計では平均19%の改定となります。
通勤定期旅客運賃 平均33%
通学定期旅客運賃 平均15%
ウ その他
特別企画乗車券(おトクなきっぷ)については、運賃改定が認可された場合、届出を行う
予定です。
2 実施予定日 2020年4月1日
3 これまでの経営合理化の状況及び今後の取り組み
開業以降の厳しい経営状況を踏まえ、開業当初から国、県及び沿線3市から安定経営に対する
支援を受けているほか、これまでに列車のワンマン化や利用実態に合わせた減車等を行うととも
に、社員を1割削減するなどの経費削減を進める一方、リゾート列車「雪月花」を活用したイン
バウンドを含む誘客促進、二本木駅などの駅の観光拠点化、各種企画切符やトキ鉄グッズの販
売、遊休資産の活用などの増収確保に努めています。
今後も更なる経営改善の推進と並行し、引続きお客様にご利用いただけるよう利便性の向上に
努めるとともに、地域公共交通事業者として地域のみなさまと地域の観光振興や交流人口拡大と
いった地域振興に向けた取り組みを行ってまいります。
4 利用者サービスの向上策
経営改善と並行して、引続きトキ鉄をご利用いただけるよう、以下のような取り組みを進めて
まいります。
継続します。
す。
を行い、交流人口拡大に努めます。
域の活性化が図られるよう駅舎の一部開放等の方策を検討します。
※詳細はこちらをご覧ください。
※主な区間の運賃改定額
えちごトキめき鉄道では、2020年1月16日に北陸信越運輸局に対し以下のとおり運賃・料金の変更認可を申請いたしました。
ご利用の皆さまにはご負担をおかけすることとなりますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
1 申請の内容
- 申請理由
を担い営業運転を開始しました。開業から5年目を迎えた現在は、安定した運行により、毎日
1万1千人あまりの沿線市民や観光客の皆様からご利用いただいています。
一方で、北陸新幹線の開業後における特急列車の廃止や新潟方面との直通列車の減便等によ
る影響、また安全運行に不可欠な鉄道施設の維持補修・設備更新が当初想定していた以上に多
額に及んでいることなどから、当初の収支計画よりも損益が厳しい状況です。
今後も、老朽施設の大規模更新が想定されることから、このままで推移した場合、赤字幅が
更に拡大するなど、長期にわたる安定経営は困難となることが見込まれます。
厳しい経営状況を踏まえ、できる限りの経費削減策及び増収策を実施していることころであ
り、また、開業当初から国や県、沿線自治体から、安定経営に対する補助金をいただいていま
すが、経営状況が好転するまでには至っていません。
開業時の経営基本計画では、国、県、沿線市の安定経営支援を受けた上で運賃を当時のJRの
1.3倍程度まで引き上げてはじめて経営が成り立つ見通しでしたが、トキ鉄では、運賃の急激な
変化を緩和する措置として開業から5年間はJR運賃並みに据え置くこととしていました。これ
まで、全国の並行在来線他社の中でも最も低い運賃水準で運行サービスを提供してきました
が、厳しい経営状況に鑑み、経営改善を進めていくため、このたび経営基本計画の前提であ
り、並行在来線の概ね他社並みの水準でもある30%相当の値上げを行うこととし、運賃改定の
認可申請を行うものです。
- 申請の概要
ア 普通旅客運賃
平均で33%の運賃改定を申請します。
イ 定期旅客運賃
通勤定期及び通学定期旅客運賃は、以下の改定を申請します。なお、定期旅客運賃は通勤
及び通学の合計では平均19%の改定となります。
通勤定期旅客運賃 平均33%
通学定期旅客運賃 平均15%
ウ その他
特別企画乗車券(おトクなきっぷ)については、運賃改定が認可された場合、届出を行う
予定です。
2 実施予定日 2020年4月1日
3 これまでの経営合理化の状況及び今後の取り組み
開業以降の厳しい経営状況を踏まえ、開業当初から国、県及び沿線3市から安定経営に対する
支援を受けているほか、これまでに列車のワンマン化や利用実態に合わせた減車等を行うととも
に、社員を1割削減するなどの経費削減を進める一方、リゾート列車「雪月花」を活用したイン
バウンドを含む誘客促進、二本木駅などの駅の観光拠点化、各種企画切符やトキ鉄グッズの販
売、遊休資産の活用などの増収確保に努めています。
今後も更なる経営改善の推進と並行し、引続きお客様にご利用いただけるよう利便性の向上に
努めるとともに、地域公共交通事業者として地域のみなさまと地域の観光振興や交流人口拡大と
いった地域振興に向けた取り組みを行ってまいります。
4 利用者サービスの向上策
経営改善と並行して、引続きトキ鉄をご利用いただけるよう、以下のような取り組みを進めて
まいります。
- 乗継割引の継続
継続します。
- 列車運行状況の提供
す。
- 自動車運転免許返納者等を対象とした割引の実施
- 地域貢献
を行い、交流人口拡大に努めます。
- 地域と連携した駅の活性化
域の活性化が図られるよう駅舎の一部開放等の方策を検討します。
※詳細はこちらをご覧ください。
※主な区間の運賃改定額