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これからも地域と共に! 二本木駅登録有形文化財認定報告会開催

イベント 2021-10-22
 報告会は二本木駅ホームで10月14日の鉄道の日に合わせて開催し、弊社にご尽力いただいているまちづくり振興会や上越地域振興局長 中郷区総合事務所長や地域協議会長をはじめ、地元中郷区の地域の役員の皆様など20人が出席されました。

 地元で駅業務や毎週土日に雪月花のおもてなしなどを実施してくださっている 中郷区まちづくり振興会の代表である岡田龍一理事長様があいさつに立ち、「みんなで二本木駅を盛り上げようと取り組んだ結果」と国登録有形文化財認定を歓迎しました。そして、「今後も地域やトキめき鉄道と共に、街の活性化に取り組んでまいりたい」と挨拶を述べました。

 またご自身が鉄道ファンとおっしゃる中郷区総合事務所長の名倉 浩様は、中郷区が、県内で唯一残るスイッチバック駅である二本木駅を核とした地域活性化に取り組んでいることを紹介し、文化財登録が、地域の観光振興に寄与すると語りました。
 市ではこの取り組みに合わせて駐車場の整備などに取り組んだことを紹介し、今後も、「二本木駅が地域の宝として活用されることを願います。」と今後へのはなむけの言葉をいただきました。

 弊社の常務取締役 石黒孝良が、平成30年に上越市の協力を得てリニューアル工事を行い、平成31年9月に登録有形文化財になったことを紹介し、「県や市、地域の皆様の協力があって初めてできたこと」と強調しました。
 そして、これからも「地域と共に地域に人を呼び込み、地域おこしにつながることに邁進していきたい。駅にコミュニティホールなど憩いの場になれば」と今後の抱負を述べました。

 東條公男新井駅長(二本木駅管理駅長)から、地域協議会長の竹内康彦氏に、日ごろの感謝と文化財認定へのご尽力に敬意を表し、記念品を贈呈しました。
 


 その後、高田特別支援学校のみなさまがチャーターした雪月花を、ご出席いただいたご来賓の皆様と見送りました。

登録されたのは、明治43年に建てられた二本木駅舎や倉庫、ランプ小屋、大正11年地区のスイッチバック雪囲い、など7件です。
登録有形文化財のプレートは最も目につきやすい駅正面玄関に設置されました。