信越トレインワーケーション雪月花チャーター便初運行

　このチャーター便は、既存施設などをワーケーションの拠点として利用し、様々な可能性を追求する千曲市の関係のグループによるものです。
　今回はトレインワーケーションを進めるということで、しなの鉄道のろくもんと弊社の雪月花を乗り継いで実施されました。乗客は１３名で、多くが東京・横浜など首都圏からの参加者でした。

　１０：４７分にろくもんが妙高高原に到着し、乗客の皆様が雪月花に乗り換えました。
雪月花は11:03分に妙高高原をスタートし、糸魚川駅で折り返して15：58分に妙高高原に戻ります。乗客の皆様は、この日赤倉温泉に宿泊しました。

　ご乗車当初、皆様は雪月花の車窓の美しさに感動し、全員が利用できるサロンとして開放された展望ハイデッキ席で、画像映像などを撮影していました。
　直江津駅では社員のお出迎え、お見送りにも感激した様子でした。


　主催者は、雪月花には電源とWifiのルーターを積み込み、トンネルなどでも快適な作業環境を提供していらっしゃいました。

　千曲市から参加された、管理栄養士の方は「イベント用の献立を制作するにあたり、
色々な人の意見を聞きながら制作できたので、仕事が楽しくできた!」と喜びの表情で話されていました。
　筒石駅ではミニツアーにも参加され、探検気分が味わえますね！と興味津々のご様子です。不思議な駅の成り立ちに、驚きの声を上げていました。
　雪月花の通常運行では見られない、スーツ姿やパソコンを手にしたビジネスマン風の皆様が、楽しみながら仕事をする様子は新鮮です！


　この日はマイクロソフト社の皆様もご乗車されており、感想をお聞きすると「パソコンに向き合い仕事に少々疲れたら、気分転換に美しい車窓を眺めたり、おいしいお料理に舌鼓を打つ。そし再び仕事に打ち込む！非常にメリハリがつきやすいので結果として仕事の生産性が上がるのではないか。このようなスタイルの働き方は魅力的ですね」とご満悦の様子でした。


糸魚川市では、平日の長期滞在用の宿泊施設などの安価な利用料金を設定するなど
ワーケーションをしやすい環境づくりを進めています。
　糸魚川駅折り返しの空き時間で、市や観光協会の担当者が、その現状を説明する時間も設けられていました。　


　これからの働き方改革として、注目を集めるワーケーション。弊社も平日利用の
良い企画として歓迎しています。