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関根学園高等学校が雪月花冬期特別運行高田コースのおもてなしに協力

イベント 2024-01-24
  今回「雁木のまち高田おもてなし隊」に協力したのは、関根学園高等学校2年生の野球部員9名と顧問の先生のあわせて10名です。
 皆さんは高田駅に来るとすぐに、おもてなし隊の協力をいただきながら、昔の男性用雪国装束「トンビ」を、着用しました。

   トンビは元々スコットランドがルーツで、昔のシャーロックホームズが着用していたものとしても知られ、明治期に日本に入ってきました。
   その後、着物を着用した上に羽織る外套として改良され、戦前に、地主さんなど富裕層の間で着用されてきました。
 今回は、初めて羽織った生徒たちばかりで、珍しそうにトンビを着た姿を見て雰囲気を楽しんでいました。
 「温かくて布も丈夫で雪にも強いなという感じですね」という感想が聞かれました。
 
その後、おもてなし隊代表の宮越紀弥子さんの指導を受けました。


   この日は台湾からのお客様が多いということで、生徒たちも最初は恥ずかしそうな雰囲気でしたが、歓迎の横断幕やうちわを手に、雪月花から降り立つ乗客の皆様に、笑顔で手を振って出迎えていました。

お客様も大喜びで、生徒たちのおもてなしを写真に収めたり、笑顔で声掛けをする姿が印象的でした。


  長野県出身の2年生、安藤 将慶さんは「寮生活を送っていて、高田の地域の人のやさしさや温かさに触れて感動の生活を送っています。いつかこの地に恩返しをしたい、この地域を盛り上げられるようなことをしたいという気持ちで参加しました。
  台湾のお客様にも喜んでいただけたと思います。中々このような交流の機会がないので貴重な体験になりました。」としっかりした口調で答えてくださいました。
 
  顧問の小山謙太郎先生は「普段から関根学園では春日山などで地元のボランティア活動に関わってきています、今回雪月花のおもてなしも積極的に参加しました。印象的な体験で、生徒たちにとっても社交性等を学ぶ良い機会となりますし、上越市の活性化にも一助になれば・・・」と話してくださいました。
資料画像:高田停車時の雪月花

皆様大変ありがとうございました。
尚、2月11日には女子バスケットボール部の生徒のみなさまが、ゆったりコースの高田停車時のおもてなしに来てくださいます。楽しみですね!!