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新潟県鉄道発祥140周年記念イベント第1弾!「直江津驛タイムトリップミニツアー」を8月8日に開催しました。

イベント 2026-08-25
3代目直江津駅(提供:故 下村 一徳氏)

(所蔵:えちごトキめき鉄道)

   弊社の妙高はねうまライン直江津―関山間は、明治19年8月15日に、新潟県で初めて鉄道が開通した区間です。当時の明治政府が東京―京都間の鉄道を旧中山道ルートで開設しようと計画し、その資材運搬輸送のために、この区間の工事が始まりました。その後、難工事と巨額な経費の増大で、政府が中山道ルートを断念し、東海道ルートに変更しましたが、上越市出身で鉄道敷設の第一人者、前島密翁の功績や、室孝次郎氏をはじめとした上越地域有志の資金集めや請願も功を奏し、直江津―関山間は営業線として開業し、この地域の近代化の前進に大きく貢献しました。
 直江津駅周辺には、新潟県鉄道発祥の地を現在に伝える鉄道遺産などが数多く残っています。ミニツアーは新潟県鉄道開設140周年の歴史を顕彰しようと開催され、12名が参加しました。
 初めに竹内直江津駅長が参加者を、直江津駅1号ホームに残る0キロポストへご案内しました。

   この0キロポストは、当時すでに開業していた直江津駅から当時民間だった北越鉄道による新潟までの鉄道敷設に伴い設置されたものです。 その後、直江津―高崎間の開通に伴い、0キロポストは高崎におかれましたが、直江津駅の0キロポストは、現在も現役で、鉄路の起点を表し、直江津から新潟間の営業キロや各信号機、踏切位置等の建植場所に使用されています。

 明治から昭和50年代までの間は、鉄道を利用した郵便物(荷物)の輸送が活発に行われ、鉄道郵便局直江津支店が現在のトキ鉄本社駐車場付近にありました。また、3号ホームなどには、当時の荷物の受け降ろしに利用したテルファー(クレーン)の跡も残っており、竹内駅長は昭和59年まであった、鉄道郵便の歴史を語り、皆さんも熱心に聞き入っていました。

 ホームの柱が他の柱と違う場所が、荷物を積むテルファー(クレーン)の跡。

 その後、直江津駅南口へ向かいました。ここには昔のSL時代を彷彿させる鉄道遺産が残ります。

 元々は鉄路だった駅南口の道路(直江津D51レールパーク入口から上越大通りに抜ける道)

 現在自由に入ることができない「直江津D51レールパーク」内部も特別に案内し、SLの向きを回転させる転車台やSLを格納する扇形車庫、そこからまっすぐ伸びる道路が元々鉄路だったことなどを紹介しました。

 転車台と扇形車庫を見る参加者

扇形車庫。

昔の扇形車庫(資料:東日本鉄道OB会)

「医療法人麓会 ふもとクリニック」付近に初めの直江津駅があった、その後現在地に移転。

 新津市から転入し、上越市にお住いの米田 美那さんは、「上越に暮らしていても、観光スポットや鉄道のことなどほとんど何も知らない状態でしたので、今日は現地を巡りながらお話をお聞きすることができてとても良かった。ためになりました。」と喜ばれていました。
 また、燕市からお越しの相田 里香さんは、ミニツアーに参加した後、午後の臨時列車「直江津―関山間 開業140周年記念号」への乗車を決められました。「とても楽しく興味深かった、普段は入れない場所にも入らせていただき、詳しく説明していただき素晴らしかったです。」と感動したご様子でした。
 参加した皆様は、新潟県鉄道発祥140周年の節目の年に、「鉄道レガシー」を訪れ、歴史の重さを再確認し、当時へ思いを馳せていました。